「ちゃんと使えて安いパソコンがほしい、Chromebookってどうなんだろう?安いChromebookのおすすめが知りたい」
最近CMでもよく見かけるChromebook。「さあChromebook」なんて言っても、モデルも価格帯もいろいろすぎて分からないですよね。
そこで、本記事では「安い」に注目して、おすすめなChromebookを3モデルまとめました。学校の課題をやりたい学生にもおすすめ。
筆者は、Windows・Chromebook・Macのトリプルユーザーです。他との比較も交えながら紹介していくので、自分に最適なのはどれか、考えてみてくださいね。
安いけど有能!おすすめのChromebook3選

早速おすすめのChromebookを紹介したいのですが、世の中には、おすすめの基準が不明で適当なステマサイトがたくさんあります。
そこで、信頼性の意味でも、どういう基準で僕が「おすすめ」として選んだのか公開します。ここでは、次の基準でChromebookを紹介しています。
逆に、「安い」を重視したため、次の機能はおすすめの基準から外しました。
では、おすすめのChromebookを紹介します。
①Lenovo Chromebook S330←最安Chromebook
Lenovo Chromebook S330は、とにかく安い32,780円。Chromebookの中では、間違いなく一番安いモデル。しかし、Lenovoという老舗PCメーカーなので、安心感があります。
写真をみて分かる通り、綺麗な黒色のボディー(ビジネスブラック)です。安っぽさもそこまでなく、カッコいい。
メモリは4GBと少なめですが、そもそもChrome OSは、WindowsやmacOSと比べて軽く、ネットの利用が前提です。ゲームでもしない限り心配ありません。
ストレージは32GB。ストレージは、eMMCという高速なハードウェアが外用されています。32GBはたしかに少ないですが、足りないなんて嘘。SDカードリーダが内蔵されてるので、128GBのSDカードでも挿せば余裕。
Chromebookは、Chrome OSという非常に軽いOSなんですよね。OSのサイズは、8GB程度しかありませんから、ストレージは多少少なくても平気です。
バッテリーは10時間ほど、ロースペックだからこそバッテリーが持ちやすいのもポイント。10時間あれば、朝持ち出して、夕方まで使えます。
②Acer Chromebook N3350←SIMスロット付き
Acer Chromebook N3350は、SIMが直接挿せるという特徴あるChromebook。3万円台の安いPCだと、SIMスロットがないのが普通なので、めずらしい。
値段は、36,200円から。始めのものよりは高いですが、なんとバッテリーは12時間、しかもSIM対応でLTE回線が使えるので、コストパフォーマンスは良いです。でも抜群とも言えないかな。
ただ、ストレージ容量が16GBと少ないです。こちらもmicroSDカードスロットがあるので、それを使えば解決できますね。
また、このAcerのChromebookは、米軍規格である「MIL-STD 810G」に対応していて、非常に堅牢な他、キーボードも防滴という凄いタフな仕様です。
SIMも使えるので、もともと屋外での仕様を前提に作られています。1.2kgと値段の割に軽いのもいいところですね。
③Acer Chromebook C851T-H14N←タッチパネル付きで最強
最後は、Acer Chromebook C851T-H14Nです。タッチパネル対応で、さらに、2020年3月発売なので、最新モデルです。
僕が調べた限り、3万円台のChromebookでタッチパネルが使えるのは、このモデルだけです。ノートパソコンでは、タッチパネルがあると、タブレットのようにも使えるので非常に便利です。
ストレージは32GB、始めにも紹介したeMMC採用で快適。他のモデルと同じようにSDカードで増やすこともできます。メモリは4GBなので、同じ価格帯のChromebookと基本的なスペックは同じですね。
バッテリーは12時間なので、朝から夜までまるまる使えます。そのほかにも、Intel製のCPUが使われている他、1.29kgと軽く、使い勝手はかなりいいと思います。
新しい商品なので値段は高めですが、タッチパネルが使えるのでおすすめ度は高いです。タッチパネルは一度ハマると使いやすすぎるので、ポイントが高いです。
Chromebookでできること・できないこと

とにかく安い3万円台のChomebookを3つ紹介しました。
「安いし買ってみようかな」という方も多いですが、そのChromebookで何ができるのか・できないのか知っておくべし。
パソコンでできること・できないことを知らないと、買って後悔するので、ぜひ自分に合うのか考えながら見てみてください。
基本的には、こんな感じでしょうか。あんまり高度なことをしようとしなければ、問題なく使えるレベルですね。
Chromebookは性能低くてクソとか言われますが、大したことをしないのならクソでもなんでもないです。むしろ、高いパソコンを買って使いこなせない方が悲しい。
でも、WindowsやMacではできるのに、Chromebookだとできないこともあります。
重要なポイントは、Microsoft Officeが使えない点。Office Onlineが使えるので、全くという訳ではないですが、職場や学校でMicrosoft Officeを使う場合にはキツいですね。
Googleのオフィススイートを使えば、Microsoft Officeと同じことはできます。3万円台でWindows PCも買えるので、Windows PCを検討するのもあり。
3万円台のWindowsパソコンをみる
また、Windows・Macでしか動かないアプリは使えません。メモリが少ないので、3万円台のChromebookでは、同時に多くのアプリを使うと重たくなります。
デメリットについては、下の記事で詳しくまとめています。
Chromebookがおすすめな人

Chromebookにはできること・できないことがあります。それを踏まえると、Chromebookがおすすめの人は、次の通り。
Chromebookは、動きも快適ですが、スペックはそれほど高くないので、簡単な文書作成やレポート・プレゼンなどに向いています。
学校や職場でしかパソコンを使わない方には、機能も絞られており、低価格なのでかなりおすすめですし、買う価値はあると思います。
特に、G Suiteを使う学校や会社の場合は、Chromebookがメチャクチャ使いやすくていいです。僕も、G Suiteを使っていますが、相性がよいChromebookは使いやすいですよ。
一方で、パソコンをいじって高度なことをしたい人などにはおすすめできません。確実に物足りないです。
要するに「あんなこともこんなことも」と思っていない方は、Chromebookがコスパ的にも最強です。
まとめ
最近注目が高まるChromebookについて、安いものをまとめて紹介しました。
Chromebookでは、できることとできないことが明確に分かれるので、何をしたいか、自分にあっているのか考えてみるのが大事です。
ただ価格の安さという点では、コストパフォーマンスも他のPCに勝るところがあります。値段や必要な機能などを踏まえて、自分に最適なPCを選んでくださいね。それでは、楽しいPCライフを。