2周間くらいの短期留学は、夏休みなどを利用してできる手軽さで人気です。その中で、
「たった2週間の留学だけで英語力は向上しないのでは?どんな効果があるの?」
などなど、短いがゆえに、留学の効果が気になる方も絶対多いと思います。
そこで、僕がたった2週間の留学で得た効果を紹介します。僕は高校生で、高1の夏休みにカナダへ2週間の留学をしてきました。
もちろん、英語力の向上がねらいなワケですが、実際に行ってみたら、英語力だけでなく、様々な効果を感じることができました。半年以上たち、いいタイミングなのでまとめてみました。
僕の留学先
僕は、カナダのプリンスエドワード島でした。赤毛のアンの聖地ですね。実際には、その島にある、プリンスエドワードアイランド大学(UPEI)へ行きました。
高校のプログラムとして参加し、僕の学校からは、20人弱の生徒が行きました。UPEIは、留学生の受け入れが多いせいか、大学生もいました。
たった2週間の短期留学で僕が得た効果が意外だった
たった2週間の留学で僕が得た意外な効果は、ずばり、
でした。もちろん、英語力も向上しましたが、なにが一番大きかったかと言われるとこの3つになると思います。
では、具体的にどんな効果をどのようにして、ゲットできたのかを説明しますね。
①プレゼンテーション能力
まず、プレゼンテーション能力です。つまり、人に伝える力、説明する力です。
僕の短期留学では、環境問題、移民問題という2つのテーマがあり、グループに分かれて、授業を受けました。その中でミニプレゼンをする機会が数多くありました。
「〇〇に関して説明する」というものが多く、内容は難しくなかったので、僕はいかにして人に伝えるかを意識してプレゼンをしました。
プレゼンといえば、よく分からないつまらない話を聞いて眠くなるという印象しかなく、いつも、自分のプレゼンでは理解しやすいものにしたい、と思っていたからです。
おそらく僕がプレゼン能力という効果を得られたのは、上の3つが理由です。特に、ホストファミリーからのアドバイスは、とても刺激的でした。(自撮りを入れるなど)
いろいろな工夫を凝らしたプレゼンを行った結果、評価され、帰国後にちょっとしたシンポジウムへ参加できました。
僕自身は、この留学で得た一番の効果がプレゼン能力だと思っています。たった2週間でも上野3つくらいはできると思うので、プレゼンがあれば、ぜひやってみてださい。
②積極性
2つ目は、積極性です。短期であれ長期であれ、関係なく得られる効果だと思います。
海外では、日本とは異なり、自分の主張を伝えることが大事でした。食べたいもの、行きたいところなど、ホストにしつこく聞かれますし、自分の意見を求められます。
初めのうちは、緊張しており遠慮気味だったのですが、徐々に「自分は〇〇したい、〇〇だと思う」と伝えられるようになりました。
また、授業などでも、積極的に発言することが強く求められたので、必然と自分から何かする、考えるという意識が強まったと思っています。
①であげた、プレゼン能力も、この積極性があってこそ高まったと感じています。2週間の短期留学は、とても短いですが、積極性はかなり身につきますし、有効な時間を過ごす上で欠かせないでしょう。
③新しい発想
3つ目は、新しい発想です。効果というよりは、新しい発想を得た、ということです。
当たり前ですが、日本とカナダでは、言語も違えば、文化も価値観も全く異なります。北米が初めてだった僕にとっては、カナダにいる事自体、とても新鮮でした。
2週間生活するうちに、日本とは違う点にいろいろと驚かされ、新しい発想を多く得ました。具体例を2つ紹介します。
海外で生活してみてもいいかも
僕は、短期留学する前は、海外指向は全然なかったのですが、帰国後の今では、とても強く、一度だけでも海外に住んでみたいと思っています。
なぜなら、カナダでも生活が想像以上にストレスがなかったからです。例えば、英語には、敬語という概念があまりありません。
誰に対しても、YouはYouだし、playはplayです。つまり、あまり気を使わなくて良かったため、非常に楽な生活を送ることができました。結果、海外で生活する、という新しい発想を手に入れました。
ブログを始めよう
実は、このブログもこの短期留学がきっかけで、帰国後に始めました。
僕はカナダには、まったく宿題などの課題を持っていきませんでした。そのため、自由な時間が長く、普段の生活を振り返ったり、したいことを考えたりできました。
そのうちに、ブログを始めたいと思い、帰国して次の日にこのブログを作りました。2つ目のブログです。もとから新しいブログを作りたいと思っていたので、脳が刺激された結果な気がします。
せっかくの留学なので、課題などは持ち込まず、何か考えてみるきっかけにすると、いろんな発想が見えてくると思います。
英語力も成長した
ここまで、短期留学の効果について説明しましたが、英語力について触れていませんでした。
結論から言うと、英語力も向上しました。難しい単語などは身につきませんでしたが、日常会話がスムーズに行えるようになったほか、人に英語で質問することが得意になったと思います。
まとめ
た僕が2週間で得た効果は、おそらく英語力と同じくらい、先に述べたような効果も大きいです。単純に、プレゼンや現地の文化が印象に残ったためかもしれませんが、それらの効果は、僕の考え方を変え、柔軟な思考をもたらしました。
長期留学の場合は、英語力が中心になるかと思いますが、短期留学では、英語力だけでなく、意外にもそういったプレゼン能力や積極性という効果が期待できると思います。やる気を保ちやすいというのも特徴ですね。
ぜひ短期留学に行くときは、短い期間を活用して、いろいろな効果が得られるようにトライしてみてください。
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