「オンライン授業で必要だからヘッドセットがほしい。どのヘッドセットを買うか迷っている。」
そんな状況の方へ。実はZoomなどを使うオンライン授業であっても、わざわざヘッドセットを買う必要はないかもしれません。
世間では、需要の増加でヘッドセットがない、マイクがないと騒がれています。しかし、そもそもヘッドセットなんて用意する必要がない場合も多いんです。
その理由と、ヘッドセットを買わずにどうするのかを紹介しますね。
オンライン授業でヘッドセットを買わなくていい理由
オンライン授業でヘッドセットを買わなくていい理由は、次の２つです。
既にあるイヤホンと＋αで対応できる
一番の理由は、すでにあるイヤホン・ヘッドホンと＋αでオンライン授業で対応できることです。
そもそもZoomやSkypeで使われるヘッドセットは、マイクとヘッドホンを単純に１つにしただけにすぎません。
ですから、ヘッドセットでなくても、イヤホンやヘッドホンとマイクが用意できればいいんです。でも、普通イヤホンやヘッドホンって何かしら持ってますよね？
などなど、誰でも１つくらいはイヤホン・ヘッドホンを持っているのではないでしょうか。オンライン授業を受ける上でも、実はこれで十分です。
マイクを用意すればいい
イヤホンなどに加え、マイクを用意すれば準備万全。
でも、スマホに付いているイヤホンならマイクも付いています。そして、ノートPCなどでマイクが搭載された端末でオンライン授業を受けるのであれば、マイクを用意しなくても大丈夫です。
そう考えると、マイクが必要になるのは、マイクのないデスクトップPCだけです。そのときは仕方がないので、買うしかありません。
ヘッドセットを買っても、音質が良くない
2つ目の理由は、せっかくヘッドセットを買っても、あまり音質が良くないこと。
残念なことにヘッドセットを購入したとしても、音質は良くないことが多いです。1万円程度する高いものを買えば別ですが、オンライン授業のためだけに買いませんよね。
ヘッドホン部分の音質は悪い
ヘッドセットには、マイクの音質とヘッドホン部分の音質の２つがあります。
一般的なヘッドセットで良くないのは、ヘッドホン部分の音質。なぜなら、安いヘッドセットより、音楽向けのイヤホンやヘッドホンのほうがよく聞こえるからです。
そもそもヘッドセットは音楽鑑賞が目的の製品ではないので、安いものは音質が重視されていません。なので、普段使うイヤホン・ヘッドホンやスマホについているイヤホンのほうが音が良いのは当たりまえです。
マイクの音質は悪くないけど良くもない
それに対して、ヘッドセットのマイクの音質は悪くないです。でも、良いかというと違います。
ヘッドセットのマイクのメリットは、口元の音を拾いやすく、周りの雑音が入りにくいところ。
なので、オンライン授業や会議などにはもってこいな仕様なのですが、雑音が入りにくいだけで特にマイクそのものが優れているわけではありません。
そして、雑音を拾いたくないだけなら、スマホなどのマイク付きイヤホンを使えば良いだけです。実際、僕はそうしています。
でも、必要なら買ったほうが良い
以上のように、ヘッドセットは買わなくても問題なく他のもので使えますし、そっちのほうがいいことも多いです。
しかし、どうしても必要なときもあるはず。例えば、
といった場合には、ヘッドセットやマイクなどを買ったほうが良いですし、買ったほうが得です。
そんな場合におすすめな「マイク」と「ヘッドセット」を３つずつ紹介します。
オンライン授業におすすめなマイク２選
1番目は、サンワサプライ製のマイクです。中国メーカーの怪しげな製品を除けば、かなり安く2000円弱で買えます。
USB接続なので、PCのオーディオ端子の種類を問わずに、挿すだけで使えるのがポイント。
2つ目は、エレコム製のマイクです。安い割に、音質もそこまで悪くなく、スイッチが付いていたりと使いやすいです。
このモデルは僕もデスクトップPCで使っています。
オンライン授業におすすめなヘッドセット２選
１つ目は、エレコムのものです。このヘッドセットにはいくつかモデルがありますが、買うなら「オーバーヘッド」が良いです。
ほぼヘッドホンのようなつけ心地になります。接続は、マイク端子とイヤホン端子です。
２つ目は、BUFFALOのヘッドセットです。このヘッドセット安い割に質がよくコスパはいいのですが、人気すぎて売り切れになりやすいです。
エレコムのよりも安く評判がいいので、在庫があればこれを買うのがベストです。
まとめ：ヘッドセットは買わなくていいかも
オンライン授業でヘッドセットを買おうとしている方は多いですが、実際には買わなくてもすでに持っているもので十分だったり、逆に買うと音質が良くないことだってあります。
そして何より、需要が増してヘッドセットは値上げされています。在庫がないなんてこともあります。
そんなことで困らないように、ヘッドセットを買わないという選択肢も持ってみてください。
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