WPS OfficeとMicrosoft Officeの互換性は?実機で徹底調査した結果

「WPS Officeは安いし、パッと見た感じは良さそうだ。Microsoft Officeとの互換性が最後にきになるけど、どうなんだろう?」

オフィスソフトを買ったあとに、想像通りに使えなかったり、互換性がなかったりして残念な気分にはなりたくないもの。

WPS Officeの互換性が知りたいという方に向けて、WPS OfficeとMicrosoft Officeの互換性を実際に調べてみました。こちらの無料版を使いました。
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言葉だけだと信頼性がないので、実際のスクリーンショットも載せました。使いたい機能があるかどうか、想像と違っていないか、よく確かめてください。

現在販売されているWPS Officeは、WPS Office 2です。今回は、WPS Office 2無料体験版で互換性を調べました。

WPS Office(キングソフト オフィスソフト)

WPS OfficeとMicrosoft Officeの互換性

いきなりですが、WPS OfficeとMicrosoft Officeの互換性をかんたんにまとめると、

  • WPS Officeの表計算とワープロソフトは対応機能も多く、表示も問題なし
  • WPS Officeのプレゼンソフトは、ファイルの互換性はあるが、機能がシンプルすぎ
  • 本家Officeの日本語フォント付属はとても良い
  • 互換性とは関係ないが、付属のPDFソフトはAdobeの代わりで役に立つ

です。全体としては、有料オフィスソフトなだけあって、本家Officeに対応する機能も多いですし、Officeのファイル(.xlsx、.docx、.pptx)などはちゃんと開けました。

一方、微妙な点があったことも否めません。上位版でしかマクロに対応していないのは仕方ないにしても、プレゼンソフトの機能などがあまり良くありませんでした。

ソフトごとに互換性を確認してみましょう。

WPS Officeの表計算ソフトとExcelの互換性

Excelとの互換性の最大のポイントは、対応している関数の数でしょう。調べたところ、

  • Microsoft Excel:504個
  • WPS Office 2 Spreadsheet:378個

でした。驚いたことに、WPS Officeは本家Excelの75%の関数に対応しています。(一覧はこちらのPDF。)

マイナーな25%の関数には対応していないものの、他のオフィス互換ソフトと比べると対応関数は多めです。事実、OfficeSuiteで60%ほど、Thinkfree Officeで70%ほどしか対応していません。

表計算ソフトの操作感を左右する機能についても、かなり豊富でした。こちらは、WPS Officeのツールバーです。

WPS Office Spreadsheetsのツールバー一覧。ホーム、挿入、レイアウト、数式、データ、校閲、表示がある。

データ分析機能も、What-If分析やピボットテーブル、さらには他のファイルとの接続など充実していました。僕だと使うことすらない機能ですね笑。

データ分析機能も充実

Excelで作ったファイルを開いてみても、問題はなさそうです。レイアウトは崩れないし、色もそのまま。関数の計算結果もエラーになっていません。(OfficeSuiteで開くとエラーになりました。)

Microsoft Excelで作ったファイルもWPS Office Spreadshhetsで正しく表示される

ツールバーの配置や画面全体の雰囲気もExcelに似ていて、違和感がなく、すんなりと使えました。

ちなみに、Excelで使えるマクロ(VBA)は、WPS Officeの上位版(Gold)のみでの対応です。

WPS Officeでは上位版以外ではVBAは無効化されている

今回は試せていませんが、VBA対応のWPS Officeは高いので、VBAを使うならThinkfree Officeとかのほうが良いなあと思います。

WPS OfficeのワープロとWordの互換性

WPS OfficeのワープロとWordの互換性は、完璧でした。ワープロソフトは、Microsoft Wordも含めて機能が単純ですから、細部まで再現しやすいのでしょう。

まず、Wordで作った段組み付きのちょっと複雑の文書を開いてみます。

WPS OfficeでMicrosoft Wordのファイルを開いてもレイアウトは同じまま

全く表示は崩れていません。段組みでレイアウトが崩れないのは、心強い。ページ区切りなど印刷周りの設定もちゃんと引き継がれていました。

ワードアートにも対応しています。Wordで作ったワードアートも読み込めますし、その逆も同じで互換性の高さを感じます。

WPS Office WriterとMicrosoft Wordのワードアートには互換性がある

ワードアートって結構いろいろいじれて楽しいので、ちゃんと使えるのは嬉しいところ。ちなみに、WPS Office 2は、Microsoft Officeと同じ日本語フォントを搭載しています。

だから、文字の見た目が変わる心配も、大きさが微妙に変化してすべてがズレる心配もいりません。

WPS OfficeのプレゼンソフトとPowerPointの互換性

最後は、WPS Officeのプレゼンソフトです。これは控えめにいって、もの足りないソフトでした。

まず、プレゼンソフトなのに、使えるテンプレートが少ないです。WPS Office Presentationのホーム画面には、ほとんどテンプレートがありません。

少なくてもテンプレートの実用性が高ければいいのですが、どれも比率が3:4のテンプレートで今どき使わないもの。テンプレートが欲しければ、Googleで検索して持ってくるしかないでしょう。

アニメーションにも対応しており、PowerPointのアニメーションとも互換性があります。ただ、かなり数が少なくてシンプルでした。

WPS Office Presenterのアニメーションは少ない

PowerPointだとこんなにあります。

PowerPointのアニメーションはとても多い

とはいえ、PowerPointで作ったファイルを開く上では、基本的には申し分なく、レイアウトも崩れずに開けます。ここは完璧。

Microsoft PowerPointで作ったファイルをWPS Office Presentationで開いても正しく表示される

もの足りないのは、再生機能や記録機能が大幅にカットされているところです。スライドで動画を作りたいという方や、リハーサル機能を使いたいという方には向かなそうです。

WPS Office Presentationは、スライドショーの機能が少ない

プレゼンソフトとしては相当にシンプルです。それでもGoogle Slidesやオンライン版のPowerPointよりは使いやすいので、シンプルな機能で良い方だったら全然ありですね。

以上をもう一度軽くまとめると、WPS Officeの互換性・機能は、

  • 表計算・ワープロ:さすが有料オフィスソフト。ちゃんと使える。満足。
  • プレゼンソフト:テンプレが少なすぎる。互換性はあるが、機能もシンプル。

となります。多くのオフィスソフトにおいて、Microsoft Officeとの互換性で問題になりやすいのは、表計算(Excel)ファイルです。

WPS Officeでは、VBAこそGold Editionでしか使えないですが、それ以外はほぼ問題ないでしょう。全体的な互換性は、満足できるレベルです。

WPS Office(キングソフト オフィスソフト)

WPS Officeが最適なケース

WPS Officeがおすすめできる、最適なケースがこちら。

  • Microsoft Officeより安くオフィスソフトを手に入れたい
  • 一定の互換性があって、Officeのファイルもちゃんと開けるなら安いおフィウソフトがいい
  • テンプレートをインターネットで探すことができる
  • プレゼンソフトはいらないので、表計算とワープロだけ安く買いたい

安い&買い切りのライセンス

WPS Officeの最大の魅力は言うまでもなく、その安さ。さらには、一度買えばずっと使える!という分かりやすい買い切りライセンスも人気の理由です。

これは料金をMicrosoft Officeと比べてみると明らか。買い切り版で比較してもこの通りです。

含まれるソフトWPS Office 2Microsoft Office
単品(表計算・ワープロ・プレゼンのいずれか)3,390円1万4千円〜
表計算・ワープロ4,190円
表計算・ワープロ・プレゼン5,690円2万3千円〜
表計算・ワープロ・プレゼン(VBA対応)7,390円2万3千円〜

WPS Office 2の安さを見てしまうと、多くのケースではMicrosoft Officeは高すぎるだけの製品になってしまいます。

表計算とワープロの2つだけなど、必要なソフトだけ買いたい方にもWPS Office 2は最適です。

MS Officeと操作感はほぼ同じ

また、Microsoft Officeと画面レイアウトがよく似ていて、操作感はほぼ同じです。

だから仕事では本家Officeを、自宅ではWPS Officeという方もストレス無く使えます。Excel向けの本などを参考にして、WPS Officeを使うこともできますね。

唯一WPS Officeが独特なのは、タブ機能があるところ。複数のファイルを1つのウィンドウで開ける機能です。

WPS Officeはタブ機能がある

特に便利とも思いませんが、このタブ機能で困ったことは僕はありません。

Microsoft Officeでなくてもいいから、似たような安いソフトがほしいという方にとっては、WPS Officeは良い選択肢ではないでしょうか。

WPS Officeの互換性を確かめるなら、無料体験版

WPS OfficeとMicrosoft Officeの互換性や最適なケースなど詳しく紹介しました。

実はWPS Officeには、無料体験版があるため、誰でも互換性を調べることができます。このファイルは動くか?買う前に触って確かめたい!なら、無料体験版を使ってみてください。
»【30日間無料】WPS Office for Mac体験版

(インストールは3分くらいで終わります!)

WPS Officeは世界で10億人が使っているというソフトです。だから互換性が高いのでしょう。早速インストールして、まずはWPS Officeを実際に使ってみてください。

WPS Office 2 無料体験版

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