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審査なしで作れるビジネスカードはある!誰でも作れる2つのカード

事業用に一枚は持っておきたいビジネスカード。しかし、作るとなると、

  • 与信審査を通過できる自信がない。審査が面倒くさい。
  • とにかくすぐに作りたい。
  • 副業だから、審査を受けるまではしたくないけど、ビジネスカードがほしい。

を始めとする理由で、審査のないビジネスカードを探している方も多いですよね。

実は審査なしのビジネスカード、あるんです!今回は、審査なしで作れるビジネスカードの種類や、仕組み、作り方をご説明します。

筆者は一事業者として、審査なしのビジネスカードをずっと使っています。体験をもとに、メリットやデメリットも交えました。

なぜ審査なしでビジネスカードが作れるのか?

なぜ審査なしでビジネスカードが作れるのか?

そもそも審査なしでビジネスカードを作れるのはどうしてなのか?

答えは、プリペイドカードやデビットカードのビジネスカードだからです。すなわち、審査なしで作れるビジネスカードは、クレジットカードとは違うものです。

先払い、もしくは即時支払いが原則

審査なしのビジネスカード=プリペイドカード、デビットカードでは、先払いか即時支払いが原則になります。

一般的なクレジット式のビジネスカードでは、月末精算、翌月払いなどの後払いになりますが、プリペイドカードやデビットカードのビジネスカードでは、

  • プリペイドカード:使いたい金額を事前に入金する(先払い)
  • デビットカード:利用するとすぐに銀行口座から支払われる(即時支払い)

という仕組みになっています。

プリペイドカードでは事前に入金し、利用する。デビットカードでは、利用と同時に引き落とされる。クレジットカードでは与信審査を経て利用をし、後日支払う。

なので、審査なしで作れるビジネスカードは、一般的なビジネスカードとは根本的にお金の流れが違うんです。

カード会社からすると、プリペイドカードやデビットカード型のビジネスカードであれば、債権を抱えて貸し倒れするリスクがありません。だからこそ、審査なしでビジネスカードを発行できるわけです。

クレジットカードと機能はほとんど変わらない

なお、審査なしで作れるプリペイドカードやデビットカードであっても、クレジットカードと機能はほとんど変わりません。

審査なしのビジネスカードであっても、通常のクレジットカードと同様、

  • 国際ブランド(Visa・Mastercard・JCBなど)とカード番号
  • 暗証番号
  • セキュリティーコード

が付与されるため、クレジットカード決済対応の店舗(オフライン・オンライン両方)で利用できます。

ポイント還元サービスも充実しており、1%程度の還元を受けることもできます。

ただし、定期支払いやガソリンスタンドなどでは、プリペイドカードやデビットカード型のビジネスカードは使えないこともあり、注意が必要です。

筆者の経験では、従量課金型のサービスでも、プリペイドカード、デビットカードが使えないことがありました。

審査なしのビジネスカードを作るのに必要な書類は?

審査なしのビジネスカードを作るのに必要な書類は?

審査なしのビジネスカードでは、クレジットカード特有の与信審査はないものの、最低限の身分確認が求められるのが普通です。

資金洗浄や反社会勢力の利用を防ぐためですね。

審査なしのビジネスカードを作るのに必要な書類は、カードの種類によって異なってきます。かんたんで楽なのは、プリペイドカードです。

プリペイドカードの場合

プリペイドカード型のビジネスカードは限られていますが、マネーフォワードビジネスカードを例にとると、

  • 運転免許証やマイナンバーカードなど写真付き身分証
  • 専用アプリで撮影した顔写真

のみです。

身分証と顔写真をアプリで撮影する必要こそあるものの、開業届や事業内容の説明がいらないため、とてもかんたんに作ることができます。

デビットカードの場合

デビットカード型のビジネスカードは、事業用の銀行口座を開設することで、作ることができます。

銀行口座の開設という特性上、必要な書類が多くなり、

  • 運転免許証やマイナンバーカードなどの身分証
  • 開業届や確定申告書の写し
  • ホームページURLや事業内容の説明

といった事業を実際に行っていることの分かる資料が求められます。

与信審査はないですが、口座開設の審査が面倒であるため、プリペイドカード型のビジネスカードよりも作る手間がかかります。

審査なしビジネスカード4選【種類別】

審査なしビジネスカード4選【種類別】

審査なしで作れるビジネスカードのおすすめは4つです。プリペイドカードが1つ、デビットカードが3つあります。

  • プリペイド:マネーフォーワードビジネスカード
  • デビット:PayPay銀行
  • デビット:楽天銀行
  • デビット:GMOあおぞらネット銀行

プリペイド:マネーフォワードビジネスカード

マネーフォワードビジネスカードは、もっともかんたんに作れるビジネスカードです。

プリペイドカードであるため、身分証さえあれば誰でも作れます。普及率の高いVisaブランドであるため、様々な店舗で店舗で使えるのも魅力です。

海外手数料がポイント還元され実質無料になる、通常利用でも1%のポイント還元がというメリットもあり、とりあえずビジネスカードを用意したい方はこれを選べばOKです。
» マネーフォワードビジネスカードの発行

筆者はこのカードを知ってすぐに発行しました。カードの特徴は、以下でレビューしています。

デビット:PayPay銀行

PayPay銀行のビジネスカードは、Visaブランドのデビットカードです。

PayPay銀行の個人事業主口座の開設が必要で、手間がかかりますが、

  • Amazonビジネスに審査なしで登録できる
  • ガソリンスタンドでも使える

というメリットがあります。PayPay加盟店にはもちろん、事業用口座もほしい方におすすめです。

デビット:楽天銀行

楽天銀行のビジネスカードは、珍しくJCBブランドのデビットカードになっています。

楽天銀行でビジネスカードを発行するためには、

  1. 楽天銀行の個人口座を開設する
  2. 楽天銀行の個人事業主口座を開設する
  3. ビジネスデビットカードに申し込む

の3ステップが必要で、かなり面倒になっています。また、本カードには、タッチ決済機能がないのも微妙です。

しかし、1%現金キャッシュバックはあるので、すでに楽天銀行をお使いの方や、JCBのビジネスカードがほしい方は検討する価値があるでしょう。

デビット:GMOあおぞらネット銀行

GMOあおぞらネット銀行のビジネスカード は、MastercardとVisaブランドを選べるデビットカードです。筆者の僕も愛用しています。

楽天銀行と同じく、カード発行のためには、

  1. GMOあおぞらネット銀行の個人口座を開設する
  2. GMOあおぞらネット銀行の個人事業主口座を開設する

の2ステップが必要ですが、

  • MastercardとVisaの好きな方を選べる
  • 従業員や使途別に口座・カードを追加できる
  • タッチ決済に対応

というメリットがあるので嬉しいところ。また、1%現金キャッシュバックもあります。
≫ ビジネスデビットの詳細【GMOあおぞらネット銀行】

事業には審査なしビジネスカードは便利

ビジネスカードは、一枚でも持っておくととても便利です。

特に、本記事のテーマである審査なしで作れるビジネスカードは、特段準備も不要で、すぐに作れるため、とりあえず作っておきたいカードと言えます。

確定申告・経費精算が楽になる

ビジネスカードの最大のメリットは、確定申告や経費精算が楽になることでしょう。

生活費などプライベートの決済と事業で使う物品の決済を分けることで、確定申告時の負担が大変軽減されます。

マネーフォーワードビジネスカードのような、会計ソフトと自動連携できるカードであれば、なおさら確定申告が楽になることは間違いありません。

審査なしビジネスカードは、副業の方にもおすすめ

また、審査なしビジネスカードは。副業で使いたい方にもおすすめです。

プリペイドカードであれば、仮に開業届を出していなかったとしても、作ることができます。

今後開業する可能性がある、いくら使ったかを的確に把握したい、という場合は、たとえ副業でもビジネスカードを持っておく価値はありますね。

» マネーフォワードビジネスカードの発行

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