「IPアドレスを特定されたくない。身バレするリスクをできるだけ小さくしたい。」と思ったことはありませんか?この記事では、VPNを用いて、自分のIPアドレスを隠す方法を紹介します。
次のような方向けに書いています。
- インターネット上での身バレリスクを小さくしたい
- 掲示板で自分のIPアドレスを公開したくない
- 自分の見たWebサイトにアクセス履歴が残るのが嫌
- IPアドレスを特定されるのが怖い
【無料あり】IPアドレスを特定されない方法ならVPN
まず答えを言うと、VPNを使うとIPアドレスは特定されなくなります。
VPNを使えば、自分のIPアドレスと異なるIPアドレスでインターネットを楽しむことができます。YouTubeもNetflixも掲示板も、自分のIPアドレスを隠しながら使うことができる。
後で紹介するVPN Gateのサイトで自分のIPアドレスを確認すると、たしかに違うものになっています。
実際に、どのようにしてVPNを使うのか、無料と有料の2つの方法を紹介しますね。
無料VPN:VPN Gateを使う方法
お金をかけずにIPアドレスを隠すには、「VPN Gate」というサービスを使います。世界各地のVPNサーバーから好きなサーバーを選んで、接続できるとても便利なサービスです。
VPN Gateは筑波大学のプロジェクトで、筑波大学が運営しています。しかし、各サーバーは世界中のボランティアが各自で管理しています。
「VPN GateのVPNサーバーは筑波大学が運営している」と書いているサイトがありますが、間違いです。僕もかつてボランティアとしてVPN Gateに参加していました。
VPN Gateの使い方
VPN Gateを用いてVPNを使う方法は次の記事で詳しく解説しました。手順としては、「接続するサーバーを決める→パソコンに設定」という流れ。Windowsならソフトをインストールすればもっと簡単です。
VPN Gateのデメリット
無料で使えて世界各地のサーバーから選べるというVPN Gateには「ログが残る」というデメリットがあります。
VPN Gateを使えば、IPアドレスは特定されなくなりますが、使用したVPNサーバーにはどんなサイトにいつアクセスしたのかなどのログが残ります。
こうしたログは法的機関からの請求がない限り公開されませんが、気になる人にとっては懸念点でしょう。ちなみに、無料VPNの通信速度はサーバーによって異なるので、一概に速いとか遅いとかは言えません。
有料VPN:ログが残らず、高速、安心なVPN
無料VPNに対し、有料VPNは、ログを保存せず高速なサービスが多いです。
登録した個人情報が流出する可能性も低いです。(流出させてしまったらサービスとして成立しません)単にIPアドレスが特定されないだけでなく、さらなる安心感をもたらしてくれます。
ここでは、おすすめな有料VPNを3つ紹介します。
NordVPN:よく聞く有名なVPN
NordVPN は、検索でもよく出てくる有名なVPNです。サーバー数も多いですし、かなりおすすめ。1ヶ月だと1,880円と高いですが、2年契約なら月額450円でお手頃。
コーヒー一杯の価格でIPアドレスが特定されなくなる、そんなイメージでしょうか笑。
MillenVPN:運営会社が信頼できる
Millen VPN (ミレンVPN)は、運営会社に信頼がおけるサービス。運営会社がレンタルサーバーmixhostと同じだからです。
Mixhostは国内でも有名なレンタルサーバーで、多くの企業やネットショップ、ブロガーが使っています。きちんとした会社だと知っているので安心。
以前は少し高めでしたが、今は、
- サブスクだと月396円〜
- 短期利用で7日間638円〜
と手頃な価格です。激安ではないけど、信頼性を求めたい方におすすめです。
スイカVPN:短期利用におすすめ
スイカVPN は、短期間での利用におすすめなサービス。1ヶ月の契約でも1,097円と他のサービスよりも安いです。
ただ、2年契約にしても月額878円なので、長く使うなら他のサービスのほうが良いかなという感じ。とりあえずVPN使ってみたい人には、好都合なサービスと言えます。
VPNで身バレを恐れずにインターネットを使おう
VPNを使えば、自分のIPアドレスが特定されなくなります。IPアドレスが公開されてしまう掲示板にも便利ですし、単に自分のアクセス履歴を残すのが怖い場合にも役立ちます。
海外のVPNサーバーを選べば、海外版の動画サイトを楽しむことや、地域限定の掲示板を見ることも可能です。ぜひIPアドレスを特定されない方法を超えてVPNを使い、ちょっと違った世界を味わってみてください。