1ヶ月半ほどJAPANNEXTの格安4Kディスプレイ「IPS28UHDRC65W」を使用しました。購入を検討している人、興味がある人へ向けて、使ってみた感想を書きました。
この記事でわかる内容は、次の４つです。
さっそくレビューしていきましょう。
JAPANNEXTの格安4Kディスプレイを使ってみた
1ヶ月半使った分かったこと は「格安だけどめちゃくちゃ使える」ということです。詳しいレビューの前に、僕がIPS28UHDRC65Wを買った理由や経緯を紹介します。
早くレビューが見たい方はこちら。
Macbookと同じくらい見やすいサブディスプレイが欲しかった
そもそもディスプレイを買うことになった理由は、Macbookのサブディスプレイが欲しかったからです。特に、Macbookと同じくらい見やすいサブディスプレイを探していました。
Macbookの画面はRetinaディスプレイなので、非常に見やすいですが、画質の悪いサブディスプレイを使うとイライラします。以前もサブディスプレイ自体はあったのですが、あまり使っていませんでした。
なるべく安くて美しいディスプレイ
Macbookの美しいディスプレイに勝るディスプレイ自体はたくさんあります。しかし、安くて美しいディスプレイとなると、今回紹介するJAPANNEXTのIPS28UHDRC65W以外に見当たりませんでした。
IPS28UHDRC65Wは3万6千円という破格の安さですが、他のメーカーで同じ性能のディスプレイを探すと10万円以上はしてしまいます。
安さと美しさの両立ということで、IPS28UHDRC65Wに決めました。
IPS28UHDRC65Wを買って良かった点
繰り返しですが、IPS28UHDRC65Wはめちゃくちゃ当たりのディスプレイだと感じています。理由は、以下の通り。
IPS28UHDRC65Wを買って良かっと特に感じるのが、この６つです。写真も付けながら、詳しくレビューしていきます。
4Kで画面は大きく、ベゼル（画面のふち）が小さい
まず、IPS28UHDRC65Wは4Kディスプレイです。そして、28型サイズなので画面自体が大きく、非常に見やすいです。Macbookと比べるとこんな感じ。
しかも、写真で分かる通り、ベゼル（画面のふち）がかなり小さくなっています。見た目がきれいなのはもちろん、今後新たにディスプレイを追加したいときにもバッチリです。
MacbookをType-C一本で接続できる
Macbookやその他のType-C搭載PCなら、Type-Cケーブル一本でディスプレイと接続できます。しかも、65Wの給電に対応しているので便利です。
後述しますが、IPS28UHDRC65W本体に、マウスやキーボードを接続しておけば、Type-C経由でPCならに接続できるので非常に便利です。複数のPCを接続したときも、KVM機能で上手く動作します。
そもそもType-C対応で4KでKVM機能搭載で3万6千円は他にない安さですよね笑。
IPS液晶だから目が疲れにくい
IPS28UHDRC65Wは、IPS液晶を採用しています。方向によらず、色が正しく綺麗に見えるので、目が疲れにくいです。
ちなみに、液晶表面はマットな仕上がりでした。あと、開封時に貼られている液晶保護フィルムは、すぐ剥がした方が良かった。（僕はしばらく付けていたのですが、見にくくなるだけです。）
入力端子が豊富＋ケーブルが付いてくる
IPS28UHDRC65Wには、様々な種類の入出力端子が付いています。一覧にすると以下の通り。
写真で見たほうが分かりやすいかもですね。僕は次のような感じで繋いでいます。
僕はMacbookをType-Cで、WindowsデスクトップPCをHDMIで接続しています。2台つないだときでも、後述するKVM機能のおかげで、キーボードやマウスを2台のPCで共有できるので便利です。
また、HDMIケーブルとType-Cケーブルが付いてきます。とても親切なメーカーだと思えます。
KVM機能（CPU切替機能）搭載
IPS28UHDRC65Wには「KVM（Keyboard, Video, Mouse）機能」が搭載されていました。ディスプレイにマウスやキーボードを繋いでおけば、ディスプレイの入力ソースに応じて、マウスやキーボードの信号をPCに転送してくれます。
例えば、
- MacbookをType-Cで接続時：Type-C経由で信号転送
- WindowsデスクトップをHDMIで接続時：USB経由で信号転送
このKVM機能は、買ったときには知りませんでした。でも、今では非常に重宝しています。外付けのKVM装置不要なので、見た目はスッキリしたまま2台のPCを使い分けられます。
スピーカー搭載
IPS28UHDRC65Wには、スピーカーが搭載されています。ベゼルが小さいので、どこにスピーカーがあるのか不明ですが、ディスプレイの下側あたりでしょう。
音量はかなり出ますが、音質は微妙です。僕のようにYouTubeを見るくらいしかしないなら十分といったところ。
IPS28UHDRC65Wのイマイチなところ
ここまで、IPS28UHDRC65Wを買って良かった点を紹介しました。全体的には大変満足とはいえ、少し気になる部分もあったので、ここで紹介しておきます。
入力切り替えの操作がしずらい
IPS28UHDRC65Wは、入力切り替えがしずらいです。基本的には、入力ソースを自動検出してくれます。
しかし、2台のPCを同時に起動していて、別のPCの画面に切り替えたいときは毎回設定画面から選び直す必要があります。
ワンタッチでできないのでは、ちょっと面倒くさいですね。
スピーカーの音質が微妙
あと、スピーカーの音質が微妙です。なんというか、ゴモゴモとしてこもった音のように感じました。
音量はちょうど良いですし、大きめにしても音割れはないので、YouTubeを見るくらいなら全然気になりません。でも、音楽鑑賞や映画鑑賞をするなら、外付けのスピーカーかヘッドホンが必要です。
28型は少し大きい
IPS28UHDRC65Wは、サイズが少し大きなという印象。もう一度Macbookと比べた写真を見てみてください。
かなり大きいのではないでしょうか。見やすいので良いのですが、もう一回り小さくてもいいよなと思いました。でも、4Kなのでこれ以上小さくならないのかもしれません。
付属のスタンドが良くない→モニターアームに変えた方が良さそう
最後に、IPS28UHDRC65Wの付属のスタンドが良くないです。僕の場合、スタンドが前後に幅がある構造であるため、机の上のスペースをかなり占領してしまいました。
スタンドのデザイン自体はお気に入りなのですが、場所を食ってしまいうのは残念です。現在もスタンドはそのままですが、「VESA」という規格に対応しているので、近いうちにモニターアームにしたいですね。
4KディスプレイIPS28UHDRC65Wがおすすめな人
以上を踏まえて、JAPANNEXTの4KディスプレイIPS28UHDRC65Wがおすすめなのは次のような人です。
上の５つは、どれも僕が求めていたポイントでした。コストパフォーマンスがこんなに良い製品は、IPS28UHDRC65W以外にはないはずです。
美しい大画面で快適なパソコンライフを送りたいと思っている僕みたいな方には、すごく良い製品だと思っています、大きさの問題もありますが、自分にあったディスプレイが見つかると良いですね。
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