ロリポップ!が気になる、そんな方へ。こういった疑問に答えます。
本記事の内容は次の4つです。
- ハイスピードプランは評判がいい?他社と比較しました
- 急速に「爆速化」しているロリポップ
- 知っておきたいハイスピードプランの「デメリット」
- ハイスピードプランは人気でサーバー台数が足りなくなった
僕はロリポップ!の他、複数のレンタルサーバーを契約しています。1人のユーザーとして、ハイスピードプラン について評判はもちろんですが、僕が使ってみて感じたデメリットも紹介します。
ハイスピードプランは評判がいいって本当?他社とも比較
ハイスピードプランの評判
ロリポップのハイスピードプランの評判は、差はあるものの全体的には高評価が多め。先日の大規模リニューアルで、今まで以上に注目が集まっています。
ロリポップのハイスピードプランが500円で使えるようになったので、即プラン変更したけど、爆速!
— おっくん_豊かメディア編集長 (@yutakamedia) August 17, 2020
サイト内が明らかに早くて外部リンク開くのに時間かかるという状態。これ別タブじゃなかったらスピード引き継げるのかな?
https://t.co/7rgYceN1x2
— つるうみ (@turuumi) August 18, 2020
ほんとにすごいこの速度はすごいライトプランでこれならハイスピードプランはどうなってしまうんだ………SSL化できるならもうハイスピードプランでもいいかもしれない………
意外にも「明らかに速かった。かなり速い!」という評判が多いです。僕は残念ながらスタンダードプランを契約していますが、それと比べて、ハイスピードプランのサイトは一目瞭然で速いです。
ただ一方で、月額550円という安さ相応という評判もあったりします。(以前は月額1000円でした)
ロリポップのハイスピードプランが長期契約でなんと、1ヶ月500円で使えるらしい。
— つかまこ@京都のドラッグストア店員のブログ&底辺YOUTUBER (@tsukamako) August 17, 2020
個人的に1000円と思えるパフォーマンスが得られなかったので助かる
とはいっても、月額500円のパフォーマンスとしては文句のつけようはない感じ。少なくともサイト運営で十分な速度であることは間違いありません。
ハイスピードプランをエックスサーバー・mixhost・Conohaと比較
ハイスピードプランの評判は良さげでも、やはり、機能面・コスト面が本当にいいのか気になる。人気度の高いエックスサーバー、mixhost、Conohaとロリポップハイスピードプランを比べてみました。
今回は様々なレンタルサーバーを利用してきた僕が、重要だと考えた6項目を比べています。この項目以外は、普通のサイト運営では問題とならないので気にしなく大丈夫です。
ロリポップ ハイスピードプラン | エックスサーバー スタンダード | mixhost スタンダード | ConoHa WINGパック ベーシック | |
---|---|---|---|---|
初期費用 | なし | なし | なし | なし |
料金(税込) | 550円〜/月 | 990円〜/月 | 990円〜/月 | 1320円〜/月 |
Webサーバー | LiteSpeed | Nginx | LiteSpeed | Nginx |
ディスク | SSD400GB | SSD(NVMe)300GB | SSD300GB | SSD300GB |
データベースの数 | 無制限 | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
無料独自SSL | あり | あり | あり | あり |
詳細(公式サイト) | ロリポップ! | エックスサーバー | mixhost | ConoHa WING |
ロリポップ!のハイスピードプランは、機能面ではエックスサーバー・mixhost・ConoHaと同等にも関わらず、月額550円という安さになっています。見るべきポイントは次の2つです。
- 初期費用の有無
- Webサーバーの種類(Nginx or LiteSpeed)
ロリポップ!のハイスピードプランには初期費用がありません。ロリポップでは初期費用0円でブログが始められます。
また、ハイスピードプランでは、LiteSpeed(ライトスピード)というWebサーバーが使われているのもポイント。
mixhostなどでも使われており、当サイトでも使っていますが、気持ちいい速さです。LiteSpeed採用もハイスピードプランの評判が良い理由の1つですね。
ハイスピードプランの詳細はこちら急速に「爆速化」しているロリポップ!
ロリポップ!は今でこそ高速ですが、少し前までは微妙に遅かったらしい。ロリポップ!が爆速化したのは、「ロリポップ!爆速宣言」が理由だと思います。
ロリポップ!爆速宣言とは?
簡単に言うと、遅い、と言われてきたロリポップ!の進化です。ロリポップ!は大きく分けて2回のリニューアルを行っています。ハイスピードプランはロリポップ!の目玉なので、運営もかなり力を入れています。
ロリポップ!の何が変わったのか?
サーバーに使われるハードウェア(CPU、メモリ)などが大きく進化しています。ハイスピードプランはそもそも新しいこともあってか大幅な変化はないものの、CPUコア数は1.5倍になりました。
他にはサーバー全プランのSSD化がなされた他、新サーバーに移行すれば、サーバー性能が従来の2倍以上になります。ハイスピードプランでは、ディスク容量とデータベース数にも変化がありました。
つい先日には、2度目のリニューアルが行われ、全プランが最新サーバへ移行できるようになりました。さらにハイスピードプランが月額550円に値下げされました。これからブログを始めたいという方にも優しい価格。
ハイスピードプランの詳細はこちら知っておきたいハイスピードプランの「デメリット」
ハイスピードプランはエックスサーバーやmixhostに劣らない機能・速さを持っています。評判も結構いい。でも、知ってもらいたいデメリットが実は2つあります。
- PHPの設定を変更できない
- ロリポップ!のDNSサーバーしか使えない
その①:PHPの設定を変更できない
ハイスピードプランではLSAPIという高速規格でPHPが動作します。素晴らしいのですが、その反面PHPの設定を自由にカスタマイズできません。PHPの設定をカスタマイズしたい人やする必要のある場合は要注意。
ただ、PHPはWordPressに最適化された設定になっているので、普通のブログやサイト運営上はまったく問題ありません。WordPressを使う上では他のサーバーでも気にしない部分です。
その②:ロリポップ!のDNSサーバーしか使えない
ハイスピードプランに限らず、ロリポップ!で独自ドメインを使うには専用のDNSサーバーを使う必要があります。1つの独自ドメインを複数のサーバーを使いたい場合は支障になります。
逆に言うと、面倒な設定をロリポップ!で勝手にしてくれるという便利な機能でもありますね。専門知識がなくても簡単にできるのでどちらかという多くの人にはメリットかもしれません。
でもハイスピードプランは人気でサーバーが不足した
いくら評判が良くても契約するまではやっぱり不安。自分もそうでしたが、いいニュースもあります。
なんとハイスピードプランは「人気すぎてサーバー台数が不足」しています。ロリポップ!からこんなメールが届きました。
2020年8月5日に実施した全プランリニューアルが大変好評をいただいております。
事前の想定を大幅に超える、プラン変更のお申込みおよび新環境へのアップデートにより、当初予定していたサーバー台数が不足する懸念が出てまいりました。それに伴い、各プランからのハイスピードプランへのプラン変更、ハイスピードプラン内での新環境へのアップデートを一時停止させて頂きます。
ロリポップ!GMOペパボ株式会社
新規での利用はできるものの、なんとプラン変更ができない状況になっています。新サーバーへの移行だけでなく、プラン変更も数多く申請されているようなので、かなり人気になっています。
ハイスピードプランの安さ・性能のコストパフォーマンスの良さに惹かれた人が多いのだと思います。現時点での評判もいいですし、これから利用者も増えていくであろうハイスピードプラン。お試しは無料なので、まずは試してみてもいいのかなと。
ハイスピードプランの詳細はこちら