「綺麗で見やすいネットワーク図を描きたい。でも、素材とか探すの大変だし、お金もあんまりかけたくない。」
そういう方に答えるべく、社内や学校、家庭のネットワーク図を書くのに便利なツールやソフトをまとめました。無料のものもあります。
①Lucidchart 無料版
ブラウザ上でネットワーク図を作ることができるオンラインのツールです。無料版とIndividual、Team、Enterpriseの4種類があります。
無料版では最新の3つの図しか編集できませんが、図形ライブラリは豊富で、エクスポートも自由に行えるので十分に使うことができます。
図形ライブラリには、Lucidchartオリジナルの素材に加え、CiscoやAWS、GCP、Azureなどのアイコンも含まれています。また、ネットワーク図だけではなく、マインドマップやフローチャートなどのテンプレートも含まれています。
公式サイト:https://www.lucidchart.com/pages/ja
個人的に使ってみて、UIがGoogleスライドに似ていて使いやすかったのとシンプルなデザインの図形ですっきりとした図を作れる印象をもちました。また、日本語への対応も進んでいて、安心して使えます。僕は、ツールの中で一番使いやすいと感じています。
Lucidchartを使いこなす方法は、下の記事をご覧ください。
②Draw.io
こちらもブラウザ上でネットワーク図を作れるツールです。すべて無料です。データの保存先はGoogleドライブやOneDriveまたは端末上になります。
Lucidchartと同様にマインドマップやフローチャートも作れますが、特にテンプレート等は用意されていません。また、標準の図形ライブラリも白黒が多く、単調に感じました。
僕は使ってみようと思ったのですが、圧倒的にLucidchart無料版のほうが使いやすく、結局使いませんでした。
公式サイト:https://www.draw.io
③Edraw Max
こちらは上で紹介した2つとは異なり、インストール型のソフトです。残念ながらフリーソフトではないのですが、期間限定の試用版が提供されており、まずは触ってみて気に入れば購入できます。
機能やデザイン、図形ライブラリに関しては上のLucidchart、Draw.ioより格段と優れており、目的に合わせたネットワーク図が作れると思います。
公式サイト:https://www.edrawsoft.com/jp/edraw-max/
クーポンコード「SAFEDR20」で20%オフになります!
例えば、抽象的な機器のイラストだけではなく、実物に似たPCやタブレットの素材があります。
上の画像は一例ですが、このようにかなり細かい区分の素材が用意されているので、ネットワークに馴染みが少ない人に説明する際など、直感的な図を作ることが可能です。
他にも大量のテンプレートが用意されており、ネットワーク関連だけでも15以上ありました。さらに、VisioのデータやSVG形式のデータをインポートすることも可能です。
注意点は、試用版では作った図をエクスポートすると、「試用版で作成された」という文字が勝手に追加されてしまうこと。スクリーンショットをとるなどすればなんとかなりますが、製品版を購入するのが一番良いと思います。
まとめ
ネットワーク図を作ることのできるツール・ソフトを紹介しました。僕としては、
- 無料にこだわるのならLucidchart
- 質の高さにこだわるのならEdrawMax
なのかなという感じです。
Lucidchart、draw.ioは無料で、Edraw Maxも試用期間は無料で使用できるので一度試してみて気に入ったものを本格的に使うのがいいのかなと思います。
どんなソフトも実際に使ってみて決めるのが一番確実で楽ですから。
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