iPadのWiFiモデルとセルラー(Cellular)モデルどっちを買うか迷ってて、WiFiモデルとセルラーモデルどっちにするか判断できる材料がほしい。できれば安いWiFiモデルがいいけど、Cellarモデルを買わなくて後悔しないか不安だ。。。
iPadには「WiFiモデル」と「Cellular(セルラー)モデル」の2種類があり、どっちを選べばいいか迷いますよね?今ではWiFiモデルを使う僕も、買うときには迷いました。
そんな迷いを解決すべく、iPadのWiFiモデルとセルラーモデルの選び方を紹介します。具体的なシーンも提示するので、自分が使う状況を思い浮かべてみてください。
iPadのWiFiモデルとセルラーモデルの違い
早く選び方を説明したいのですが、その前に、WiFiモデルとセルラーモデルの違いを確認します。「そんなの知ってるよ」という方は、こちらから選び方の解説をどうぞ。
WiFiに加えて、4G・5G携帯回線で通信できるのがセルラーモデル
セルラー(Cellular)は英語で「携帯回線」を意味します。つまり、いわゆるスマホで使う4Gや5Gといった携帯回線で通信できるiPadが「セルラーモデル」なのです。
セルラーモデルだからといって、WiFiが使えないということはありません。セルラーモデルは、通常のWiFiでの通信に加えて、携帯回線でも通信ができるモデルです。
セルラーモデルにはGPSがついている
セルラーモデルのiPadには、GPSが付いています。GPSのおかげで、地図アプリやナビアプリで正確に自分の位置を表示することができます。
WiFiモデルでも、iPhoneとテザリングしていれば、iPhoneのGPS位置情報を使えるようですが、これだとリアルタイム性の必要な経路案内などは使いにくいかもしれません。
あちこち持ち歩いて使うiPadなら、セルラーモデルのGPSが役に立つでしょう。
しかし、セルラーモデルを買っただけでは、外でネットは使えません
セルラーモデルのiPadで携帯回線を使ってネットを見るには、auやSoftbank、docomoなど通信キャリアとの契約が必要。スマホを使うために契約が必要なのと同じですね。
WiFiモデルよりもセルラーモデルの方が価格が高い
すでにお気づきの通り、WiFiモデルよりもセルラーモデルの方が価格が高いです。たとえば、いわゆる無印の一番安いiPadでも
となっており、WiFiモデルよりもセルラーモデルの方が、2万円も価格が高くなっています。
Cellularモデルは、携帯回線を使える機能が付いているので、価格が高くなるのは自然。でも、2万円は高すぎじゃないかな。
以上が、WiFiモデルとセルラーモデルの違いでした。どちらも処理性能や機能はまったく同じで、セルラーモデルだと「携帯回線を使える機能」付き、ということですね。
iPadのWiFiモデルとセルラーモデルはどっちにする?選び方は2つ
本題です。iPadのWiFiモデルとセルラーモデルの選び方は、次の2つです。
やたら長々しく場合分けする人もいますが、僕はこの2つがすべてだと思う。では、2つのポイントが具体的にどういうことなのか、詳しく説明しますね。
選び方1:WiFiのない場所において、iPadだけで使うことがあるかどうか
まずは、次のような状況を想像してみてください。
イメージできたでしょうか?このように、WiFiがなく、さらにスマホを使わない・使えない状況でiPadでネットを見たければ「セルラーモデル」を検討する価値があります。
というのは、もしスマホを使える状況なら、スマホの回線を使ってiPadをネットに接続する「テザリング」という方法で、WiFiモデルのiPadもネットに繋げます。
しかし、スマホを使えず、WiFiもない状況では、WiFiモデルのiPadをネットに繋ぐことができません。ネットを使うためには、セルラーモデルのiPadが必要です。
WiFiモデルのiPadに加えて「モバイルWiFi」を使う方法もある
実はこのような状況でも、WiFiモデルのiPadとモバイルWiFiを組み合わせると、ネットを使えます。記事後半で解説します。
選び方2:iPadを買った後に継続的にお金を出してもいいと思うかどうか
iPadを買った後に、継続的にお金を出してもいいと思うかどうか、これも大事な選び方のポイントです。
あなたが「セルラーモデル」のiPadを買うとしましょう。このとき、あなたはWiFiモデルよりも2万円も高いお金を払うことになります。
でも、「セルラーモデル」を買って終わりではありません。セルラーモデルを買っただけでは、外でネットを使うことはできないので、携帯回線の契約もしなくてはなりません。
15GB〜20GBのプランを契約する場合、僕が使っている格安SIMのIIJmioですら最低1130円が毎月必要です。つまり、年間で最低14400円です。
このように、iPadの購入後にも継続的に通信料金を払おうと思えるかどうか、これも大切なポイントなんです。
もし通信料金を払えないなら、セルラーモデルはもったいない。本体価格も安いWiFiモデルを選ぶのが吉です。
iPadのWiFiモデルでも外出先でネットを使えるという事実
実は、WiFiモデルでも外出先でネットを使えないわけではありません。次の2つの方法なら、WiFiモデルでも外でネットが使えます。
モバイルWiFiを利用する
モバイルWiFiという、持ち運べるWiFiサービスを利用することで、外でもWiFiを使えるようにできます。WiFiモデルのiPadでも、そのWiFiに接続すれば、公園でもレストランでもネットが使えます。
モバイルWiFiは、必要なときにだけ借りられるので便利です。たとえば、
といった感じになっています。僕はモバイルWiFiをたまに利用します。
スマホとテザリング(iPhoneと相性が良い)
もう一つの方法は、スマホの回線を使ってネットに接続する「テザリング」を使う方法です。
Androidでも可能ですが、iPhoneとiPadのテザリングは相性が良いです。同じAppleIDでサインインすれば、パスワードを入力せずに簡単にテザリングできておすすめです。
しかし、通信容量を圧迫する、スマホの充電が減るというデメリットもある。
【余談】WiFiモデルiPadでも外で使いまくれる
僕は、WiFiモデルのiPadを使っており、外でも困ることなく使いまくっています。いろいろ工夫しているので、少しシェアしたい。
フリーWiFi自動接続アプリを入れています
フリーWiFiが近くにあるときに、自動でユーザー登録や認証を完了させてくれるアプリで、フリーWiFiの設定の手間を省いてくれます。
タウンWiFi by GMO WiFi自動接続アプリ
TownWiFi Inc.無料posted withアプリーチ
iPad向けではなく、iPhone向けのアプリですが、全く問題なく使えています。
フリーWiFiがない場所ではiPhoneとテザリング
フリーWiFiのない場所では、iPhoneとテザリングしてネットを使います。月4GBの格安SIMを使っていても、YouTubeやInstagramを見ない限り、意外と使えるものです。
iPhoneとのテザリングだと、iPhoneを近くにおいておき、iPadからの設定だけで接続できます。さすがAppleIDというか、Appleすごい。
最近は、モバイルWiFiを使っていません
逆に最近は、モバイルWiFiを使わなくなりました。理由は次の2つ。
- テザリングで足りる程度の通信量しかしない
- 行動範囲にフリーWiFiが多くなった
しかし、やっぱりiPhoneをテザリングに使うと、iPhoneの充電が減ります。なので、モバイルWiFi使いたい、というのも正直あります。
iPadのWiFiモデルとセルラーモデルどっちを選ぶか、以上までの選び方をまとめると、次の通り。
でも結局は、どっちのモデルを選ぶかはみなさん次第です。iPadを買うときは、ぜひどういう場所で使うのか、お金をどの程度かけるかも考えてみてください。
コメント
WiFiモデルにはGPSが付いて無いと言う項目が抜けてますね!結構重要なポイントだと思いますが。
有益な情報をありがとうございます!記事に加筆させていただきました。