コロナ禍の学校で、一気に普及が進んだツールの1つに、Google Classroomがあります。
もともとはアメリカの学校で人気のツールでしたが、2022年末にもなると、日本でも導入している学校の方が多く感じれるようになってきました。
しかし、このGoogle Classroomは海外製ツールということもあり、使い方がすぐに分からなくて困っている先生方、学校関係の方も一定数います。
今回は、Google Classroomの使い方が分かる本を7冊紹介しますね。ツールはどんどん進化していきますので、なるべく新しい本を紹介しています。
- Google ClassroomとGoogle for Education
- Google Classroomの使い方がわかる本7選
- はじめてのGoogle Classroomの教科書2023
- できるGoogle for Educationコンプリートガイド 導入・運用・実践編
- 今すぐ使えるかんたん Google for Education
- いちばんやさしいGoogle for Educationの教本
- 今すぐ使える!Google for Education
- 誰でもできる!Google for Education導入ガイド
- 学級遊びで身に付く Google Workspace for Education
- 学びの質を高める! ICTで変える国語授業3 Google Workspace for Education編
- 小学校・中学校 Google Workspace for Educationで創る10X授業のすべて
- まとめ:Google Classroomの使い方がわかる本を選ぶ
Google ClassroomとGoogle for Education
早速紹介したいところですが、ちょっと用語を解説させてください。
というのは、Google Classroomではなく、Google for Educationというワードが多く出てくるからですね。分かっているから飛ばしたい方はここからジャンプできます。
Google Classroomとは?
ご存知のとおり、Google Classroomは、Googleが作っている学習管理ツール(LMS)です。
課題の提出や、アンケート、小テスト、資料の共有をオンラインでかんたんにできるツールとなっています。
Google for Educationとは?
では、Google for Educationとは何でしょうか?Google for Educationは、Google Classroomも含めたGoogleの学校向けサービス全体のことです。
実は、Google Classroomは、それ単体での使用よりも、他のGoogleツールと組み合わせて使えるように設計されています。
Google for Educationの使い方の本をたくさん紹介していきますが、ちゃんとGoogle Classroomも含まれていますから安心してください。
Google Classroomの使い方がわかる本7選
Google Classroomの使い方がわかる本は7冊あります。ツール自体の使い方に注目しているのが、
の6冊で、ツールを利用した授業への活用法を解説しているのが、
の3冊となります。
それぞれの解説本について、内容、対象となる学校の種類も含めて見てみます。
はじめてのGoogle Classroomの教科書2023
はじめてのGoogle Classroomの教科書は、唯一Google Classroomに特化した解説書と言えます。
他の書籍では、Google for Education全体の使い方、活用法が解説されていますが、本書籍は、Google Classroomに主眼が置かれています。
ICTに抵抗がある、まだ全然慣れることができていない、という学校関係の方におすすめです。実際の大学教員の方が作成されており、実践的です。
できるGoogle for Educationコンプリートガイド 導入・運用・実践編
できるGoogle for Educationコンプリートガイドは、Google Classroomを中心に、Googleの教育向けツール全体の使い方までまとめた書籍です。
本の内容で理解できない部分は、無料の電話質問ができます。電子版の無料ダウンロードもついてくるので、スマホでも確認できますね。
本だけでは不安、周りに詳しい人がいない場合におすすめの一冊です。
今すぐ使えるかんたん Google for Education
今すぐ使えるかんたん Google for Educationは、Classroomを始めとする各Googleツールの使い方を体系的にまとめた書籍です。
基礎知識・準備と設定方法、活用方法など徐々に応用的な解説がなされるため、初心者でも自分のペースでゆっくりと読みすすめられます。
もくじが充実しているので、ピンポイントで操作方法を知りたい方、Google for Educationの全体像を把握したい方に向いているでしょう。
いちばんやさしいGoogle for Educationの教本
いちばんやさしいGoogle for Educationの教本は、Googleツールの使い方を丁寧に、そして、ICTを使っていく上での心構えなど細かい部分まで教えてくれる教本です。
公立小学校の教員3名が作成に関わっていることから、公立校に関わる方におすすめの一冊です。
他の書籍とは違って、アプリ個々の使い方よりも、学校のいろいろなシーンごとの活用法を知ることができます。
今すぐ使える!Google for Education
今すぐ使える!Google for Educationは、ICT教育の価値やオンライン学習のあり方、導入方法まで幅広く解説して書籍です。
個々のツールの詳しい使い方は解説されず、ある程度の知識を前提に、さらなる活用法やICT教育の意味が紹介されいます。
すでにGoogle Classroomに慣れている方やどんどん応用していきたいレベルの方に最適です。
誰でもできる!Google for Education導入ガイド
誰でもできる!Google for Education導入ガイドは、2022年12月発売の最新の解説書です。
Classroomの使い方を中心に、その他ツールの使い方やChromebookの使い方まで解説しているのは、他と同じですが、とにかく情報が新しい。
Google Classroomを含め、ツールはどんどん進化します。できるだけ最前線の情報を手に入れたい方にピッタリの最新本です。
学級遊びで身に付く Google Workspace for Education
学級遊びで身に付く Google Workspace for Educationは、教員向けのいわゆる使い方ガイドではありません。
小学校のクラスにおいて、子どもたちにどうGoogleツールに慣れてもらうか、ICTスキルを付けてもらうのかを実践レベルで解説した書籍です。
ICT教育でお悩みの方、楽しさを伝えたい先生方におすすめの解説書ですね。
学びの質を高める! ICTで変える国語授業3 Google Workspace for Education編
学びの質を高める! ICTで変える国語授業3は、タイトル通り、国語授業におけるClassroomなどGoogleツールの使い方の本です。
国語という科目におけるICTの活用が内容の中心ですので、国語科の先生でICTを積極的に使ってみたい方に最適です。
実際の活用事例をもとに、アプリの使い方が解説されているので、より実践的なレベルでの情報を得られます。
小学校・中学校 Google Workspace for Educationで創る10X授業のすべて
最後のこちらは、Googleツールの活用法とメリットを、様々な授業シーンごとにパターン別にまとめた書籍です。
小中学校の全学年・全教科を網羅しているため、先生それぞれに最適な使い方を見つけることができます。
現場でのアイデアを集めて作られたため、すぐに使えますし、工夫次第で新たな使い方も思い付ける、実践的な参考書になっています。
まとめ:Google Classroomの使い方がわかる本を選ぶ
Google Classroomの使い方がわかる8冊の本をご紹介しました。
- Googleツールそのものの使い方に主眼を置いている本(上6冊)
- Googleツールの使い方よりも、授業への実践的な活用法を中心に解説する本(下3冊)
の2パターンがありますので、ご自身の知りたい情報やレベル感にあわせて選んでみてください。
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